私にとってSMとは
「人生でいちばん楽しい、オトナのおままごと。」
ご主人様と奴隷という背徳的な役割を演じながら、果てしなく淫靡なプレイで睦み合う。こんなに楽しいことはない。
SMの楽しみ方
SMの刺激は強いが、快楽はセックスの気持ちよさに比べるとやや複雑である。苦痛や羞恥といった刺激からも快楽を引きずり出すようにして味わう必要がある。例を挙げてみようか。
快楽の探し方(命令ー初心者M女向け)
全裸になり、楽な姿勢で立ちなさい。
まずは、そのまま目を閉じて、10秒数えなさい。
頭のてっぺんから爪先までゆっくりと降りてくるように全身に意識を這わせ、全身がどのような感覚だったか、軽く覚えておくこと。
次に、後ろ手で手を組み(両の指先が肘を触るぐらいまで)、背筋を伸ばし、胸を張りなさい。
同じように目を閉じて10秒数え、全身の感覚を味わいなさい。
後者のほうが気持ちよいのではないか?
・全裸に後ろ手で、胸を強調する姿勢からくる羞恥心
・胸が引っ張られ、敏感になるような皮膚感覚
・少しの息苦しさ
などの中に、微量の快楽(甘いような感覚)を感じることができれば、それが育てるべき快楽の種子だ。
「ひょっとして気持ちいいかもしれない」を探しあて、その快楽を育ててみよう。
胸が引っ張られる感覚が気持ち良いなら、
胸をどの方向に引っ張ると気持ちがいい?(たぶん、胸を開く方向に同時に引っ張るのがいい)
もっと強い方がいい?
人に見られるかもしれないと思うと、もっと気持ちいい?
見つけた快楽はあなた自身のものだ(個人差が大きい)。
ご主人様に報告して、いっぱい刺激してもらおう。
変態とは
目を閉じて花びんの形を両手で確かめるように
自分の欲望の輪郭をなぞり
その正確な形をつきとめた人達のことである
(安野モヨコ 鼻下長紳士回顧録)
こんなページを見ているあなたは間違いなく変態の部類に入るのだから、極限まで自分の欲望を追求するといい。
あなただけの快楽をその手に。
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