調教7 犬プレイ

「じゃ、お散歩しようか。」

少しとろんとした顔つきの凛。
首輪に、リードをつなぐ。

まずはお部屋の中。
リードをひいてやり、広めの和室を、ゆったり円を描くようにお散歩。
凛はもちろん、よつん這いでぺたぺた。

次は凛だけ運動させる。
「凛、私は部屋の真ん中に立ってるから、私の周りを20周。
リードを床につけないように、大回りで。」
「はい。・・・わん。」
お、犬が気に入ってるのね。
ちょっと照れながらだけど犬のお返事。
M女からの貴重なコミュニケーション。

ぺたぺた。さっきと同じペースで這う凛。
ぱしん!
太腿を乗馬鞭で叩いてやる。

「もっと早く。」
「はひっ」
慌てて速度を上げる凛。
軌道が内回りになる。

こっちへの意識がおろそかになってるね。
リードを持つ手を少し下げる。
ずるずる。

「凛。ステイ。
リードが床を擦ったよ。」
「・・・」
おろおろする凛。

背中を踏みつける。
お尻に乗馬鞭を振り下ろす。
ばちーん! ばちーん! ばちーん! ばちーん!
「いっ・・・うーー!」
べちゃっと崩れ、腹這いになる凛。
その格好、叩きやすいよ。
凛を踏む足にぐいっと体重をかける。
逃げられないように。
またお尻。
ばちーん! ばちーん! ばちーん! ばちーん!
「いぁぁっ!!ごめんなさい!ごめんなさい!」
お尻を隠すように、体を仰向けにする凛。
太腿をばちん!
「ひぃぃぃっ!」
膝をかかえて、亀のように丸くなる凛。

ぐいっ
首輪をひっぱってこちらを向かせる。
「凛、ご主人様の命令が守れなかったら、無条件でお仕置き。
いいね?」
「はぃ。」
目が潤んでる。
「粗相をしたと思ったら、自分から申告しなさい。いいね?」
「はぃ。」
「今日は、なんて言えばいいか教えてあげる。
次からは、自分から言えるように努力しなさい。」
「はぃ。」

「ご主人様、凛はご主人様の命令に従えず、リードを引きずってしまいました。
躾けのなっていない凛に、どうか厳しいお仕置きをお願いします。
はい、言って。」
「ご主人様、凛はご主人様の命令に従えず、リードを引きずってしまいました。
・・・どうか厳しいお仕置きをお願いします。」
声ちっちゃい。微妙に言えてない。まあいいか。

「じゃ、お尻出して。」
ビクッとする凛。お尻をさすってる。

「早くしないとお仕置きが増えるよ。」
「ひー・・・。」

なんとか四つん這いの体勢に戻る凛。
背中を踏む。
ばちーん! ばちーん! ばちーん! ばちーん!
「んっ くぅ・・・ んひーー!」
ばちーん! ばちーん! ばちーん!
「ぃぁぁぁ!だめー!」

またもやべちゃっと崩れる凛。

「凛、お尻戻して。まだ終わりじゃないよ。」
「ひー・・・」
お尻をさする凛。

「お尻触っていいなんて言ってないでしょ。
早くお尻戻す。戻さないともっと痛くするよ。
10 9 8 7 6・・・」
ゆっくりカウントしてやる。

凛の頭の中がぐるぐるしてるのがわかる。
早くお尻戻さないと、でも戻したらまた叩かれる、痛い、の間で揺れ動いてるよね。
もう一息かな。

「4 3 2・・・」
なんとかお尻を突き出す凛。

ばちーん! ばちーん! ばちーん!
「いったいー!お許しください!」

手を止めてやる。
これが凛の今の限界ね。OK。
次回はこれを越えようね。

はあはあ、肩で息をする凛。
「凛、お尻触っていいよ。」
少しだけ休ませてやろう。
お茶を持ってくる。
「凛、一口飲んで。」

少し息を整えさせて、続き。

「凛、今何周目?」
「え? えーと・・・」

わからないみたい。
そもそも自分でカウントしてないか、忘れたか。

「あと18周だよ。
お尻もつかな?」
「ひー・・・。」

「はい、続き。早く走る。」
太腿をパシンと叩いてやる。
「はひ。」
今度はこっちをよく見ながら這う凛。
そうそう、ちゃんとリード落とさないようにね。

時々太腿を叩いてやりながら、走らせる。
・・・

18周。完走したけど、止まらない凛。
「凛、ステイ。」
びくっとして、慌てて止まる凛。
はーはー言ってる。
凛にはけっこうきつい運動かもね。

「完走だよ。やればできるじゃん。」
頭を軽く撫でてやる。
ほっとした表情の凛。

膝が擦れて赤くなってる。
「見せてみ」
血は出てないね。じゃ、大丈夫。
「がんばったね。」
頭をぽんぽん。
「・・・」
照れで下を向く凛。

次はお外だよ。

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