調教1 ご挨拶 愛撫

凛はSM未経験者。

初めてのプレイなので、奴隷のルールだけ読んでおいてもらう。
「お許しください」と、「ストップお願いします」(セーフワード)
が言えれば、とりあえずよろしい。
あとは全てその場で指示を出すから、お作法は不要。

凛がやってみたいプレイは
・縄
・蝋燭
・お尻叩き(スパンキング)
王道だね。
浣腸は無し。汚物が嫌なようだ。
奴隷という立場にはピンとこないが、躾けられると思うとゾクゾクくるらしい。
いろいろ試してみたいとのこと。

だいたい流れも決めておく。
ご挨拶プレイ、縄、スパンキング、休憩、蝋燭が最後。
休憩込みで3時間ぐらいの見込み。

ホテルに到着。
お茶を淹れて雑談。まだだいぶ緊張してるみたい。
「えー、ちょっと怖いよー」
なかなかカジュアルな口調。
ご主人様と呼んでくれるだろうか・・・。

持ってきたお道具を見せる。
縄、蝋燭、ローター、バイブ
乗馬鞭、布団叩き、スパンキングラケット
・・・
全頭マスク、アナルフック、アームザック。
凛の目が好奇に輝く。
「カイさん変態だなー」
あ、こういうの好きそう。
「つけてみる?」
「まだいい。」
プイッと横を向いてしまう。
『まだ』ってことは、興味はあるってことね。

そろそろ始めようか。
ほっぺを両手で挟んでこっちを向かせる。
「始めるよ。
凛はこれから休憩まで、私の奴隷。
ちゃんと私のことを、ご主人様と呼ぶこと。
敬語を使うこと。いいね?」
「・・・はい。」
ためらいながらも、お返事する凛。

最初は着衣のまま。
「じゃあご挨拶から。
ひざまずいて。手を床につけて。そう。
『ご主人様、ご調教をお願いします。』言って。」

「ご主人様、ご調教をお願いします。」
消え入りそうな声。

「頭を床につける。そう、べたっと。
そのまま、頭をあげない。」
・・・
「はい、顔あげて。」

ぎこちないが、初めてだから十分。
「ちゃんとできたね。えらい。」
凛の表情が少し緩む。

「じゃ、服を脱いで。」

恥ずかしそうに脱ぎ始める凛。
恥じらう姿は本当に初々しい。

「脱ぎました・・・。」
胸と股を手で隠しながら言う。

「隠しちゃダメ。手を後ろ手で組んで。」

動かない凛。
恥ずかしいのかな。
胸に当てられた手を取って、体の後ろに回してやる。
股を隠している手も、同じように。
背中でお互いの手首を握らせる。
「離しちゃダメだよ。」
「・・・(こくっ)」
微かにうなずく凛。

首輪を取り出す。
凛の呼吸が荒くなる。
ドキドキが伝わってくるみたい。
かちゃん。首輪を着ける。
「苦しくないね?」
「はい。」

リードをひっぱって、鏡の前に立たせる。
軽く背筋を伸ばさせる。
赤い首輪が白い肌に映える。
うっとり鏡の中の自分を見つめる凛。

軽く愛撫。
「目を閉じて。」

髪を撫でる。
ほっぺをむにむに。
首、うなじ。
耳。
「ひゃぅっ」
耳に指を入れるとビクッとする。
鳥肌が立ってる。ゾワゾワしてるみたい。
肩。
脇。
「ん・・・んふふふ。」
くすぐったいみたい。
乳首。
「んふ・・あん・・・。」
ここはやっぱり気持ちいいのね。
おなかとおへそ。
内もも。膝の裏。
お尻。仙骨。
背中。爪で軽く引っ掻くように。
クリトリス。まだ濡れてないね。
膣。
お・・・ちょっとヌルヌルしてる。
ヌルヌルをすくって、クリに塗る。
クリを軽く磨く。
「ん・・・ん・・・」

愛撫で皮膚の感度が少しでも上がってるといいんだけど。
次は凛が楽しみにしていた縄。

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