調教11 甘々

ピピピピ ピピピピ

制限時間オーバー。
「さくら、時間切れ。
お仕置き・・・」

あれ、へたり込んで泣いてる。
ちょっと様子を見る。

「さくら、大丈夫?」
「・・・のどが、気持ち悪い、です」

お茶を持ってきてうがいさせてやる。
せなかをさすりさすり。
のどが弱いんだね。

しばらくすると落ち着いてくる。
「もう、だいじょうぶです。・・・ごめんなさい。」

時計を見る。
ホテルに入ってから4時間近く経ってる。
潮時かな。

「さくら、今日はもうおしまいにしよう。」
「いえ、だいじょうぶ、です。」
プレイを中断させてしまったのが悲しいのか、目に涙を浮かべるさくら。
さくらのせいじゃないのにね。

「いいの。いちゃいちゃしよう。」
抱きしめて頭をなでなで。
なでなでしてると、さくらもその気になって抱きついてくる。

甘々モード。

いっしょにお風呂。
ベッドで愛撫。
頭のてっぺんから爪先まで、ソフトタッチでじわじわ・・・じわじわ・・・。

ぜんぜん調教っぽくない・・・。

まあ、こういう日もあるよね。

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