トイレから出てきたさくら。
よたよたと、ベッドに腰掛ける。
ふうん。
「さくら、奴隷は勝手にベッドに座るの?」
はっとした表情のさくら。
あわててベッドから降りて床に正座。
「申し訳ありませんでした・・・。」
ぺたり。土下座。
ばちん。
顔をあげさせて、びんた。
「ちゃんと自分のしたことを言いなさい。」
「はい・・・。奴隷のさくらは、お許しもなく、人間さまのベッドに座ってしまいました。反省できるよう、お仕置きをお願いいたします・・・」
さくらは口上を述べるのがうまい。
「そうだね。その悪いお尻、座れなくなるぐらいに叩こうか。お道具持ってきなさい。」
自分で取りに行かせる。自分のお尻をいじめるための道具を選ぶ、くらい表情がいいよね。
スパンキングパドル。割と痛くないの持ってきたね。
「こんなので反省できるの?」
ばちん。ばちん。
びんたしながら尋く。
「さっきも、トイレに行かせてもらったお礼がなかったよね?」
ばちん。ばちん。
「いちから躾け直しかな?」
ばちん。ばちん。
「お 返 事 は?」
ばちん!ばちん!強めに叩く。
「ひぃー! ごめんなさい!」
のけぞるさくら。
「顔そらさない。」
ばちん!ばちん!
「ぃぃー!お許しください!」
涙目になってる。かわいい。
「さくら、いつも思ってたけど、ちょっと『お許しください』言うの早くない? 次に言ったら、何かキツイことやらせるから。」
「ぇひぃぃぃ・・・」
びくびく、おびえるさくら。
「じゃ、さっきの分のお仕置き、ちゃんとしようね。」
ヘアブラシに交換。
「ひぃぃぃ・・・・」
痛みを想像して涙目のさくら。さっきまで気持ちよくイってたんだから、痛みもあげないとね。
「お膝の上においで。」
膝の上に腹這いにさせる。
「50回。ちゃんと数えること。いくよ。」
バチン バチン バチン バチン
「ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ・・・」
バチン バチン バチン バチン
「いつつ、むっつ・・・ひぃー・・・ななつ、やっつ・・・」
バチン バチン バチン バチン
「ここ、の、つ、とお! じゅういち、じゅうに・・・」
さくらの体が固くなってきた。お尻に意識が集中してるね。
「じゅう、さん、じゅうし、じゅうご!じゅうろく!」
バチン バチン バチン バチン
「じゅうしち!じゅうはち!うーっ!おゆ、るし、ください!」
「だめー。」
「ひー!!じゅうく、いー!」
「数えないと終わらないよ。」
「にじゅいち、にじゅに、にじゅさん!」
「にじゅう飛ばした。10回追加。」
バチン バチン バチン バチン
「ひー!にじゅうし、にじゅうご、うー!にじゅうろく、にじゅうしち!」
「ひぃぃい!にじゅうはち、にじゅう、く??さんじゅう!さんじゅいち!」
足をバタバタさせるさくら。背中に汗が滲み出てる。お尻真っ赤。
背中と、お尻をうすーく撫でてやる。
「ひぃぃっっ!」
ぞくぞくっ
叩かれた敏感なお尻、気持ちいいよね。
さわさわ・・・さわさわ・・・
あ、おつゆ溢れてる。膝汚れちゃうじゃん。
指ですくって、さくらの顔に塗りつける。
「こんなに叩かれて濡らしちゃうの?マゾさくら。へんたい。」
びくびくー。
「じゃ、続きね。」
バチン バチン バチン・・・
残りの29回を叩いて、いったん終了。
汗びっしょり。
膝から下ろされて、へたりこむさくら。
「さくら。お仕置きのお礼は。」
「あっ、ごしゅじんさま、さくらにヘアブラシのお仕置き、ありがとうございました!」
忘れてたね?
「自分から言えなかったから、最初からやり直し。もう一度、膝の上にきなさい。」
「ぇぇぇぇっ!??おゆ、おゆるしください・・・」
思わずお尻を押さえるさくら。
「早くしないと、さらに増やすよ。百叩きにする?」
「ぇひぃいぃ・・・ゆるして・・・」
泣きながら、膝の上に乗るさくら。
お尻を平手でぱちん。頭をなでてやる。
「じょうだん。よくがんばったね。きゅうけい。」
目を丸くして、脱力するさくら。
「はひー・・ごしゅじん、さま、いじわるすぎです・・・」
さくらの目から涙が溢れる。
40分ほど休憩。
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コメント
風花(かざはな)
ヘアブラシで叩かれた経験が無いのですが、想像するだけで痛そうです・・・
私も、さくら様と同じように気遣いが苦手だから、カイ様の奴隷になったら、いつも叩かれている気がします。💦
2020/05/30 URL 編集
カイ
コメントありがとう。
そうだね、気が利かない奴隷は、いつもお尻を真っ赤に腫らせて帰ることになるよ。(で、おうちでお尻の痛みでひとりえっちするの。素敵なお土産でしょ。)
叩かれている間は、痛くてもうやめたい・・・って思うのに、終わるとまた叩かれたくなるんだって。麻薬みたいだね。
2020/05/30 URL 編集